雨予報の子連れキャンプでは、「中止したほうがいい?」「何を持っていけばいい?」と迷います。
わが家は、子どもが2~3歳の頃を含め、雨のファミリーキャンプを約10回経験しました。
雨ならではの楽しさがある一方、設営や荷物の運搬、テントへの浸水、帰宅後の片付けにはかなり苦労しています。
この記事では、実際の失敗をもとに、雨の子連れキャンプで必要だった持ち物と注意点を紹介します。
先に確認|雨の子連れキャンプの持ち物リスト
雨の子連れキャンプでは、普段のキャンプ道具に加えて、濡れ・泥汚れ・着替えへの備えが必要です。
約10回の雨キャンプで、実際に必要だった持ち物をまとめました。
| 持ち物 | 用途・準備の目安 |
|---|---|
| 傘 | トイレや炊事場への短時間の移動。家族の人数分 |
| レインウェア | 設営・撤収や長時間の屋外作業 |
| 長靴 | 子どもの泥遊びや水たまり対策 |
| 着替え・靴下 | 普段より1セット以上多めに準備 |
| タオル | 身体用と、道具・泥汚れ用を分ける |
| ハンガー・ロープ | 前室で濡れた雨具を乾かす |
| すのこ | テント入口で靴を脱ぐ場所を作る |
| 大型防水バッグ | 濡れたテントや道具をまとめて持ち帰る |
| 25~30cm程度のペグ | 雨で柔らかくなった地面への対策 |
特に役立ったのが、濡れたテントや汚れた道具をまとめられる大型の防水バッグです。
撤収時に無理に乾かしたり、きれいに収納したりする必要がなく、帰宅後にバッグごと運び出せます。
わが家が雨キャンプで実際に使ったバッグは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

雨の子連れキャンプは楽しめるが、無理に行く必要はない

結論からいうと、通常程度の雨なら子連れキャンプを楽しむことはできます。
ただし、次の条件を満たせない場合は、無理に決行する必要はありません。
- 車をサイトへ横付けできる
- 雨を避けながら設営できる
- 帰宅後にテントや道具を乾燥させる時間と場所がある
- 暴風雨や危険な大雨ではない
わが家も以前は雨でもキャンプへ行っていましたが、現在は雨予報なら基本的に行きません。
最大の理由は、帰宅後にテントや道具を乾燥させる時間を取れないからです。
車を横付けできるオートサイトを選ぶ

雨の日は、車をサイトへ乗り入れられるオートサイトがほぼ必須です。
以前、車の乗り入れができないサイトを利用した際、設営と荷物の運搬に非常に苦労しました。

子どもが2~3歳だったため、
- 駐車場で子どもに付き添う大人
- サイトで一人で設営する大人
という体制になりました。
当時は一人での設営にも慣れておらず、雨よけの場所を作る前に荷物を運び込むこともできません。
雨の日は、晴れの日以上にサイト条件の確認が重要です。
ツールームテントが使いやすい

雨のファミリーキャンプでは、リビングと寝室が一体になったツールームテントが便利でした。
一度設営すれば、雨に濡れずにリビングと寝室を移動できます。
前室が広ければ、濡れた靴や雨具をテント内へ持ち込まずに済みます。入口にすのこなどを置き、靴を脱ぐ場所を作ると、室内へ泥や水が入りにくくなります。
小さなテントとタープを別々に設営する方法もありますが、雨の中で設営するものが増えるため、子連れでは負担が大きくなります。

帰宅後の片付けに半日程度かかる
雨キャンプで最も大変なのは、キャンプ中より帰宅後かもしれません。
濡れたテントやタープをそのまま収納すると、カビや臭い、劣化の原因になります。

わが家の場合、道具を広げて汚れを落とし、乾燥させて再収納するまで半日程度かかりました。
雨キャンプへ行く前には、翌日あるいは近日中に片付ける時間と、テントを広げられる場所があるか確認しておきましょう。
自宅で乾燥させるのが難しい場合は、テントクリーニングを利用する方法もありますが、費用がかかります。
雨の子連れキャンプで必要だった持ち物
一般的なキャンプ道具に加えて、実際に役立ったものを紹介します。
傘
雨キャンプでは、レインウェアだけでなく傘も必須です。
設営や撤収など、長時間外で作業するときにはレインウェアが適しています。
一方、トイレや炊事場へ行くような短時間の移動では、毎回レインウェアを着脱するのは面倒です。傘ならすぐに使えるため、家族の人数分用意しておくと便利です。
タオルを多めに用意する
雨の日は、手や足だけでなく、テーブル、椅子、荷物など、さまざまなものが濡れます。
普段のキャンプより多めにタオルを用意しましょう。
身体を拭くタオルと、道具や地面の汚れを拭くタオルは分けておくと使いやすくなります。
雨具を掛けるハンガー

濡れたレインウェアをテント内へ置くと、室内まで濡れてしまいます。
ハンガーやランタンハンガー、ロープなどを使い、前室に雨具を掛けられる場所を作ると便利です。
家族4人分の雨具を掛けるため、ハンガーは余裕を持って準備しておきましょう。
靴を脱ぐためのすのこ
テントの入口にすのこを置くと、濡れた地面へ足をつけずに靴を脱げます。
特に子どもは靴についた泥や水を室内へ持ち込みやすいため、入口で動作を区切れるだけでもテント内が汚れにくくなります。
汚れた道具をまとめる大きなバッグ
撤収時にすべての道具をきれいに拭き、乾燥させて収納するのは困難です。
わが家では、PE素材の大きなバッグに濡れた道具や汚れたものをまとめて入れていました。
帰宅後にバッグごと運び出して洗えるため、車内が汚れるのも防げます。
防水性のある大型バッグやトランクカーゴを用意しておくと便利です。

雨キャンプで経験した失敗と注意点
ゲリラ豪雨でサイト内に川ができた
雨量が多い日に、サイト内へ川のような水の流れができたことがあります。
テントを設営した場所にも水が流れ込み、テント内まで浸水しました。
設営時には、地面が平らかどうかだけでなく、次の点も確認しましょう。
- 周囲より低い場所ではないか
- 地面に水が流れた跡がないか
- 窪地になっていないか
- 斜面から水が流れ込まないか
- 排水溝や川に近すぎないか
晴れているときには快適に見える場所でも、雨が降ると水が集まることがあります。

不安がある場合は、設営前にキャンプ場のスタッフへ水はけについて確認するのがおすすめです。
地面が柔らかくなりペグが抜ける
雨キャンプの日は地面が柔らかくなりやすいため、長めのペグが安心です。
普段から25~30cmのペグであれば問題ありませんが、短いペグだとしっかりと地面をかまない可能性があります。
25~30cm程度のペグがあると安心です。
グランドシートがはみ出ないようにする

インナーテントの下に敷くグランドシートが、外側のフライシートよりはみ出ないように注意が必要です。
うっかりはみ出しておくと、雨水がそこから伝わり、インナーテントとグランドシートの間に水が入ってしまします。
インナーテントの底面は防水加工がなされていますが、完全防水ではないため、寝床が濡れてしまうリスクがあります。
暴風雨ではキャンプをしない
当然ですが、無理は禁物です。
わが家は通常程度の雨なら決行していましたが、暴風雨が予想される場合は行きません。
強風を伴う雨では、テントやタープの倒壊、飛来物、河川の増水などの危険があります。
雨キャンプを楽しめるかどうかより、安全に帰宅できるかを優先して判断することが大切です。
雨の子連れキャンプについてよくある質問
一泊二日の両日が雨でなければ楽しめますか?
どちらか一日が晴れるだけでも、意外と不満なく帰れることが多くあります。
雨音を聞きながらテント内で過ごす時間や、水たまりで遊ぶことも、子どもにとっては特別な体験になります。
ただし、撤収時に雨が降ると帰宅後の作業が増えます。
子どもにはレインウェアと傘のどちらが必要ですか?
両方あると便利です。
長時間遊んだり設営を手伝ったりするときはレインウェア、トイレなどの短い移動には傘が適しています。長靴と着替えも多めに用意しましょう。
雨の日はどのようなサイトを選べばよいですか?
車を横付けできるオートサイトがおすすめです。
さらに、水はけがよく、周囲より低くない場所を選びましょう。小さな子どもがいる場合、トイレや炊事場に近いことも重要です。
濡れたテントはどうすればよいですか?
帰宅後、できるだけ早く広げて完全に乾燥させます。
自宅で広げる場所や時間を確保できない場合は、キャンプ場の乾燥撤収サービスやテントクリーニングの利用も検討しましょう。
雨予報でも子連れキャンプへ行くべきですか?
無理に行く必要はありません。
雨キャンプには特別な楽しさがありますが、設営と撤収、帰宅後のメンテナンスは確実に大変になります。家族の経験や子どもの年齢、天候、片付け時間を考えて判断しましょう。
雨の子連れキャンプは片付けまで考えて判断しよう
雨キャンプでは、水たまりやテントに落ちる雨粒も、子どもにとって特別な遊びになります。
一方で、設営や荷物の運搬、浸水対策、帰宅後の乾燥には晴れの日以上の時間が必要です。
約10回経験したわが家が特に重要だと感じたのは、次の点です。
- 車を横付けできるサイトを選ぶ
- ツールームテントなどで雨を避ける空間を作る
- 傘、タオル、ハンガー、大型防水バッグを用意する
- 水が集まらない場所へテントを設営する
- 帰宅後に半日程度の片付け時間を確保する
現在のわが家は、乾燥や片付けの時間を取れないため、雨予報ならキャンプへ行きません。
雨キャンプを経験してみる価値はありますが、無理をする必要もありません。天候と家族の状況を確認し、安全に楽しめる場合だけ決行しましょう。

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