「冬キャンプでも、家族で暖かくくつろぎたい。でも、テーブルや荷物をどう配置すればいい?」
そんな悩みに、わが家が落ち着いたのは、前室をお座敷スタイルにして、出入り口から寝室までの通り道を空けるレイアウトです。
コールマン「タフスクリーン2ルームハウス+」で実践してきた配置と底冷え対策、使っている道具を、写真とともに紹介します。
わが家は冬場に電源付きサイトを利用しています。電気毛布が必需品のため、電源の位置や利用できる電力も確認して準備しています。
結論|お座敷を中心に、通り道・荷物・電源の位置を決める

わが家の冬レイアウトで意識しているのは、次の4点です。
- 前室にお座敷を作りこたつエリアを確保する
- 出入り口から寝室までの子供たちの安全な通り道を作る
- 荷物やサイドテーブルは、通り道を避けて配置する
- 電源コードの引き込み位置を決めてから、電気毛布などを置く
先に家族が動く場所を決めると、テーブルや荷物の位置も決めやすくなります。

暖かさは暖房器具だけに頼らず、地面の湿気を防ぎ、床を断熱し、座る場所を整えることから考えています。
このレイアウトに用意するもの
| 道具 | 役割 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 防水シート | 地面の湿気や水から床を守る | 敷く範囲に合うサイズ |
| 断熱マット | 地面からの冷えを抑える | 断熱性能と収納サイズ |
| 厚手のカーペット・ラグ | 肌触りや座り心地を整える | サイズ・厚み・手入れのしやすさ |
| 電気毛布 | 座る場所を温める | 使用方法・サイズ・消費電力 |
| 延長コード | 電源サイトから電気を引く | 屋外使用への対応・長さ・定格容量 |
| ローテーブル | 食事や団らんの場所を作る | 幅・奥行き・高さ |
| 掛け物 | 座っているときに体を覆う | 大きさと扱いやすさ |
| サイドテーブル | 飲み物などの置き場を作る | 高さ・安定性・通り道への干渉 |
| スカート固定用ペグ | テントのスカートを固定する | テントと地面に合うもの |
すべてを新しく買う必要はありません。手持ちの道具で使えるものを確認し、不足するものをそろえると準備しやすくなります。
なお、我が家では石油ストーブも必需品として使っていますが、使用を推奨するものではありません。 テント内での燃焼器具使用は火災や一酸化炭素中毒のリスクがあります。使用方法を良くご確認ください。
補足①|最初に通り道と電源コードの位置を決める

出入り口から寝室までの通り道を空ける
わが家では、インナーテントの出入り口側を通り道にしています。
子どもたちは、日中も寝室へ出入りすることがあります。そこに荷物やストーブ、電源コードを置いてしまうと、移動のたびにまたいだり、よけたりしなければなりません。
先に通り道を空け、そのほかの場所にお座敷や荷物を配置すると、家族が動きやすくなります。
延長コードは、通り道を避けて引き込む
キャンプサイトには、電源付きのサイトがあり、屋外用延長コードを用意することで、テント内で電化製品が使えます。
冬場は電気毛布や暖房器具を使うのに必須の道具です。
わが家のタフスクリーン2ルームハウス+には、インナーテントの出入り口と反対側にコードを通せるファスナーがあります。

電源ボックスからの距離だけでなく、テント内でコードをどう通すかまで考えておくと、電気毛布などの置き場所も決めやすくなります。
延長コードを選ぶときは、長さに加えて、屋外使用への対応や定格容量を確認しましょう。電源サイトの利用可能な電力と、同時に使う機器の消費電力も確認が必要です。
わが家で使っている延長コードについては、5年・30回使った経験をもとに、長さや使い勝手を別記事にまとめています。

補足②|防水・断熱・座り心地を整えて、お座敷を作る

お座敷は、下に敷くものを役割ごとに分けて考えると準備しやすくなります。
| 下からの順番 | 役割 | 用意するもの |
|---|---|---|
| ① 地面側 | 湿気や水を防ぐ | 防水シート・グランドシート |
| ② 中間 | 底冷えを抑える | 断熱マット |
| ③ 座る面 | 肌触り・座り心地を整える | 厚手のカーペット・ラグ |
まず、防水シートで地面の湿気を防ぐ

お座敷にする範囲へ、防水シートやグランドシートを敷きます。わが家では、ブルーシートも選択肢にしています。
防水シートの役割は、地面の湿気や水を防ぐことです。これだけで底冷え対策までできるわけではないので、上に敷くものも組み合わせます。
サイズはテントにあわせますが、我が家は2.7×3.6mを使用しています。
※リンク先で好みのサイズを選べます。
断熱マットと厚手のラグを重ねる
地面からの冷えを抑えるために断熱マットを敷き、その上にラグやカーペットを重ねて座る面を整えます。
起毛素材は肌に触れたときの冷たさを感じにくく、お座敷でくつろぐ際にも使いやすいと感じています。
ただし、厚手のラグだけで十分に断熱できるとは限りません。断熱するものと、座り心地を整えるものを分けて選ぶのがポイントです。

防水シートとラグだけでは、正直お尻が痛いし冷たいので、座る場所には別途シートがあると快適です。

我が家はスリーピングマットをそれぞれ敷いて、座布団代わりにしていますが、十分お尻の冷たさを解消してくれています。
寝床の底冷え対策の追加としても使えますし、スリーピングマットはあれば何かと重宝しますので、おすすめです。
補足③|テーブルと電気毛布で、くつろぐ場所を整える

テーブルは、座る場所と通り道を残して配置する

わが家で使っているテーブルは、幅120cm×奥行60cm×高さ40cm程度です。
前室の横幅を使うように配置すると、長いテーブルでも家族が座る場所を確保しやすくなります。ただし、同じテントでも荷物の量や人数によって使いやすい配置は変わります。
テーブル本体の寸法だけでなく、座る場所や立ち上がるスペースまで含めて考えるのがおすすめです。

電気毛布は、温めたい範囲に合うサイズを選ぶ
わが家で使っていた電気毛布は、約140×80cmのサイズです。お座敷全体を覆う大きさではないので、どこを温めたいかを考えて選ぶ必要がありました。
足元を中心に温めたいのか、座る範囲まで覆いたいのかで、必要なサイズは変わります。
敷いて使える製品かを確認し、重ねるものや使用場所は取扱説明書に従ってください。折れやしわ、テーブル脚による圧迫が生じる配置も避けます。

ここで使う約140×80cmの電気毛布は、リビング用の1枚です。わが家では寝室にも2枚用意し、合計3枚を使っています。
寝室にも電気毛布を用意する方は、サイズや覆える範囲も参考にしてみてください。
家族4人の電気毛布は何枚必要?寝室2枚・リビング1枚のサイズと配置を見る
掛け物を使う場合は、天板の安定性も考える

わが家では、手持ちの封筒型シュラフを広げ、こたつ布団のように使っていました。
ただ、テーブルへ掛け物をすると、その上に置いたものが不安定になるのが気になった点です。手持ち品で工夫できる一方、飲み物や食器を置く場所は別に確保した方が使いやすく感じました。

掛物による不安定感を解消してくれる優れものが、木製のテーブルでした。
足と天板がセパレートしているタイプのため、足組を組んだのちこたつ布団をかけ、天板となる部分をのせることで、安定感のあるこたつが完成します。

重みもあるため、ストレスなく使えるのがメリットです。

飲み物の置き場には、サイドテーブルが便利

そこでわが家では、UNIFLAMEの焚き火テーブルをサイドテーブルとして使っています。
座ったまま手が届く位置に、安定した置き場があると便利です。お座敷の横に置く場合は、テーブルの高さに加えて、通り道を狭くしないかも確認しておきましょう。
サイズや収納方法、使って気になった点は、実使用レビューで紹介しています。

ランタンはLED リビングと寝室用に多めに用意

当然ながらテント内での燃焼系ランタンは使えないため、LEDランタンの用意が必要です。
ツールームテントの場合、リビングスペース、テーブル、寝室テント内と複数のLEDランタンの用意が必要になります。
また、冬場は暗くなるのも早く、テント内でランタンを使う時間も長くなるため、充電切れのための用意も必要です。
小型ランタンなら少し多めに用意があると安心です。
補足④|スカートを固定して、隙間風への対策をする

前室側は、テントのスカートを固定して隙間風への対策をしています。
固定する前に、どの面を出入り口として使うかを決めておきましょう。わが家では、寝室までの通り道とつながる側から出入りできるようにしています。
スカートの固定に使っているペグについては、こちらで紹介しています。
わが家のテントの寝室側にはスカートがないため、自作したものを取り付けていました。作り方と使用時の工夫は、別記事にまとめています。

FAQ|冬のおこもりレイアウトで気になること
電源なしのサイトでも同じレイアウトにできますか?
お座敷やテーブルの配置は参考にできますが、この記事は電源付きサイトで電気毛布などを使う前提です。
電源なしでは同じ暖かさは再現できません。
湯たんぽとホッカイロだけを熱源としてこたつを使用したことがありますが、結構寒いです。
我が家の装備の場合、電気毛布+布団乾燥機がないと、こたつとしてはかなり物足りない印象です。
厚手のカーペットだけで底冷えを防げますか?
カーペットだけで防げません。
カーペットは座り心地を整えるものとして考え、地面の湿気を防ぐ防水シートが必須です。
他にも底冷えを防ぐために、敷けるタイプの電気毛布、電気カーペット、厚手の座布団などが必須です。
我が家は電気毛布+、お尻の下は寝具用マットを座布団として使っています。
延長コードは何mあれば足りますか?
電源ボックスとテントの距離、コードを通す経路によって異なります。通り道を避ける分の長さも考えて選びましょう。
わが家で10mの延長コードを使った経験は、本文で紹介したレビューにまとめています。
ストーブは必須ですか?
真冬であれば、灯油ストーブを使っています。
とはいえ、テント内での石油ストーブ使用をすすめるものではありません。
器具とテントの取扱説明書に従い、禁止されている場所や方法では使わないことをおすすめします。
前室を暖かくすれば、寝るときの準備も十分ですか?
寝室の寒さ対策は別に必要です。寝袋の保温性能と、下に敷くマットの断熱性能を、キャンプ場の予想最低気温に合わせて確認しましょう。
これから寝床を準備する方は、寝袋・マットの選び方と、追加する防寒道具をこちらにまとめています。
秋冬キャンプの寝床対策|寝袋・マットの選び方と組み合わせを見る
わが家と同じDOD「わがやのシュラフ」を使う方は、冬に追加した装備や、実際に寒く感じた部分をこちらで紹介しています。
まとめ|通り道を決めてから、お座敷と道具を配置しよう
わが家の冬のおこもりレイアウトは、前室のお座敷を中心に、家族が動きやすい配置を考えています。
準備する順番は、次のとおりです。
- 出入り口から寝室までの通り道を決める
- 電源コードを引き込む位置を確認する
- 防水シート・断熱マット・ラグで床を整える
- テーブルと、使用条件を確認した電気毛布を配置する
- 荷物やサイドテーブルを通り道の外へ置く
まずは手持ちの道具のサイズを確認し、家族が座る場所と通る場所を確保するところから始めてみてください。
レイアウトが決まったら、服装や寝具など、持っていくものも確認しておきましょう。秋冬の子連れキャンプで用意している防寒用品は、こちらにまとめています。

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