家族でキャンプを始めたいと思っても、気になるのがお金です。
「家族4人で1泊すると、いくらかかる?」
「キャンプ道具を一式そろえると高い?」
「ホテルに泊まるより、本当に安くなるの?」
キャンプ場代だけを見ると手頃に感じますが、実際には交通費や食費、道具代もかかります。
わが家も、夫婦と子ども2人の4人家族でキャンプを続けるなかで、少しずつ道具をそろえてきました。
この記事では、実際の経験をもとに、家族4人のキャンプにかかる費用と、初心者ができるだけ失敗せずに始める方法を紹介します。
家族4人のキャンプ費用は1泊3万円前後

家族4人で片道2時間程度のキャンプ場へ行く場合、わが家では1回3万円前後が目安です。
温泉や周辺レジャーまで楽しむと、3万5,000~4万5,000円程度になることもあります。
おおまかな内訳はこちらです。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| キャンプ場代 | 3,000~8,000円 |
| ガソリン代・高速代 | 往復6,000~10,000円 |
| 食費・飲み物代 | 約15,000円 |
| 温泉・レジャー代 | 5,000~10,000円 |
| 合計 | 約29,000~43,000円 |
近場のキャンプ場を選び、温泉やレジャーを利用しなければ、3万円前後に収まります。
一方、少し遠くまで出かけ、帰りに温泉や観光も楽しむと、4万円を超えることがあります。
また、テントや寝具、テーブル、チェアなどを家族4人分そろえる場合、わが家の感覚では総額20万~30万円程度です。
ただし、初心者が最初からすべて購入する必要はありません。
調理器具や食器は自宅にあるものを使い、テントや寝袋はレンタルできます。
一度レンタルで宿泊し、家族がキャンプを続けられそうか確認してから、本当に必要な道具を買う方法がおすすめです。
家族4人の1泊キャンプにかかる費用
キャンプにかかる費用は、キャンプ場代だけではありません。
実際には、次のような費用を合わせて考える必要があります。
- キャンプ場代
- ガソリン代
- 高速道路料金
- 食費と飲み物代
- 温泉代
- 周辺施設のレジャー代
- 薪や消耗品の購入費
キャンプ場の料金が安くても、遠方まで高速道路を使って移動すると、交通費が大きくなります。
反対に、設備の整ったキャンプ場でも、自宅から近ければ総額を抑えられることがあります。
キャンプ場代は3,000~8,000円程度
家族4人で利用するキャンプ場代は、3,000~8,000円程度を目安にしています。
料金は、サイトやキャンプ場の種類によって変わります。
比較的安いのは、利用者が共通のエリアにテントを設営するフリーサイトです。
一方、利用できる範囲が決められた区画サイトや、AC電源が付いたサイトは料金が高くなる傾向があります。
キャンプ場の料金だけで選ぶのではなく、子どもの年齢やキャンプ経験も考えて選ぶことが大切です。
初心者や小さな子どもがいる家庭では、次のような設備があると安心です。
- 車をテントの近くに停められる
- トイレがきれい
- 炊事場が近い
- 売店がある
- 入浴施設やシャワーがある
- 管理人が常駐している
多少料金が高くても、設備の整ったキャンプ場の方が、最初の一泊を落ち着いて過ごせることがあります。
交通費は往復6,000~10,000円程度
わが家では、片道2時間程度のキャンプ場を選ぶことが多く、ガソリン代と高速道路料金を合わせて、往復6,000~10,000円程度を見込んでいます。
キャンプは荷物が多いため、自家用車で移動する家庭が多いでしょう。
テントやチェア、寝具などを積んだ状態では、普段より燃費が落ちることもあります。
交通費を抑えたい場合は、キャンプ場代だけでなく、自宅からの距離や高速道路料金まで確認しておきましょう。
料金の安い遠方のキャンプ場より、少し料金が高くても近場のキャンプ場を選んだ方が、総額では安くなることもあります。
移動時間が短ければ、子どもの負担や運転する親の疲労も減らせます。
食費と飲み物代は約15,000円
現在のわが家では、家族4人分の食費と飲み物代として、約15,000円を見込んでいます。
キャンプでは、次のような食費がかかります。
- 出発日の昼食
- キャンプ場での夕食
- 翌日の朝食
- 飲み物
- お酒
- お菓子やおつまみ
- 移動中の軽食
子どもが小さかった頃と比べると、成長に合わせて食べる量も増えました。
また、キャンプだからと肉や飲み物を多めに買ったり、道中のコンビニで追加購入したりすると、食費は思った以上に増えます。
費用を抑えたい場合は、すべてを特別なキャンプ料理にする必要はありません。
わが家でも、レトルト食品や冷凍食品、カップ麺、ホットサンドなど、手軽なものを取り入れています。
キャンプでは、料理を頑張ることより、準備と片付けを簡単にして家族で過ごす時間を増やすことも大切です。
温泉やレジャー代は5,000~10,000円
キャンプだけを楽しむ場合は不要ですが、帰りに温泉や周辺の観光施設へ立ち寄ると、家族4人で5,000~10,000円程度かかります。
せっかく遠くまで出かけたからと、予定していなかった施設に立ち寄ることもあります。
キャンプ費用を考えるときは、キャンプ場で過ごすお金だけでなく、周辺レジャーまで含めて予算を組んでおくと安心です。
温泉や観光を含める場合は、1泊のキャンプ旅行全体で4万円前後を見ておくと、現地で無理に節約せずに楽しめます。
薪や消耗品の費用も忘れない
焚き火をする場合は、キャンプ場や周辺の店舗で薪を購入します。
ほかにも、炭、着火剤、カセットガス、氷、ゴミ袋など、少額の消耗品が必要です。
一つひとつは大きな金額ではありませんが、現地で買い足すと合計金額が増えていきます。
忘れ物による追加購入を減らすためにも、出発前に持ち物を確認しておきましょう。
ファミリーキャンプに必要な持ち物は、以下の記事で一覧にしています。
道具を一式そろえる費用は総額15~20万円程度
キャンプは、一度道具をそろえれば、次からは比較的少ない費用で楽しめます。
しかし、家族4人分の道具を一式そろえるには、まとまった初期費用が必要です。
わが家も、最初から一度に購入したわけではありません。
キャンプを続けながら必要なものを買い足したり、使いにくかったものを買い替えたりした結果、総額では20万~30万円程度使っている感覚です。
主な道具は次のとおりです。
| カテゴリー | 主な道具 |
|---|---|
| 居住スペース | テント、グランドシート、ペグ、ペグハンマー |
| 寝具 | マット、寝袋、枕 |
| リビング | テーブル、チェア、ランタン |
| 調理 | バーナー、鍋、フライパン、食器 |
| 保冷 | クーラーボックス、保冷剤 |
| 安全用品 | ファーストエイド、虫よけ、ライト |
| 収納 | コンテナ、バッグ、ラック |
選ぶメーカーや商品によって、費用は大きく変わります。
特に、テント、寝具、チェアは、家族4人分をそろえると金額が大きくなります。
一方で、調理器具や食器、収納用品などは、自宅にあるもので代用できます。
最初からキャンプ用品ですべて統一しようとすると、費用だけでなく、保管する場所も必要になります。
最初に必要な道具と費用の内訳については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
最初から買わなくてもよかったキャンプ用品
キャンプを始めると、さまざまな道具が欲しくなります。
しかし、最初からすべて買う必要はありません。
実際にキャンプを続けてみて、特に最初から買わなくてもよかったと感じるのは、冬用装備とキャンプ専用の調理器具です。
冬用装備はキャンプを続けてから考える
冬キャンプには、寒さに対応した寝袋やマット、暖房器具、防寒着などが必要です。
春や秋のキャンプと比べて必要な装備が増え、費用も大きくなります。
暖房器具によっては、換気や一酸化炭素中毒への対策も必要です。
これからキャンプを始める段階で、冬用装備まで一式そろえる必要はありません。
まずは気候の穏やかな春や秋にキャンプを体験し、家族がキャンプを続けられそうか確認してから検討すれば十分です。
季節を広げるための道具は、必要になった時点で追加していきましょう。
調理器具や食器は自宅にあるもので十分
鍋、フライパン、包丁、まな板、皿、コップ、箸などは、自宅にあるもので代用できます。
普段からBBQをする家庭なら、コンロやテーブル、調理道具などをすでに持っていることもあるでしょう。
キャンプ専用の調理器具は、重ねて小さく収納できたり、外で使いやすかったりするメリットがあります。
しかし、初回から絶対に必要なものではありません。
まずは家にある道具を持っていき、不便を感じたものだけ買い足す方が無駄を減らせます。
紙皿や割り箸を使えば、食器を洗う手間も減らせます。
「キャンプらしい道具をそろえること」よりも、最初の一泊を無理なく楽しむことを優先しましょう。
最初からよく選んだ方がよいのはテント
すべての道具にお金をかける必要はありませんが、購入するならテントは慎重に選びたい道具です。
テントは、キャンプ中の寝室であり、雨や風から家族を守る場所でもあります。
選ぶテントによって、次の点が大きく変わります。
- 設営と撤収の難しさ
- 家族4人で眠れる広さ
- 荷物を置くスペース
- 雨や風への対応
- 車へ積んだときの大きさ
- 自宅での保管場所
- 子どもが成長してからも使えるか
価格だけで選ぶと、設営が難しかったり、家族4人ではすぐに狭くなったりすることがあります。
特に子どもは成長します。
購入時には十分に感じたテントでも、数年後には寝るスペースが足りなくなる可能性があります。
長く使うつもりなら、現在の家族構成だけでなく、子どもが大きくなった後まで想像して選ぶことが大切です。
一方で、初回から高額なテントを購入する必要もありません。
一度レンタルで使ってみれば、
- 設営にどれくらい時間がかかるか
- 家族4人で眠るとどれくらいの広さが必要か
- 2ルームテントがよいか
- テントとタープを分けた方がよいか
といった条件が具体的に分かります。
テントは、実際に一泊してから選んでも遅くありません。
初心者はレンタルで一泊してから購入するのがおすすめ
これからファミリーキャンプを始めるなら、最初はレンタルを利用して一泊する方法がおすすめです。
キャンプ用品を一式購入しても、家族に合わなければ、その後使わなくなる可能性があります。
特にテントや寝袋は金額が大きく、自宅で保管するスペースも必要です。
レンタルなら、初期費用を抑えながら、実際のキャンプを体験できます。
デイキャンプと一泊キャンプは違う
最初はデイキャンプから始める方法もあります。
外で食事をしたり、テーブルやチェアを使ったりする練習にはなります。
しかし、デイキャンプと一泊キャンプでは、必要な準備が大きく異なります。
一泊する場合は、次の作業も必要です。
- テントを設営する
- 家族4人分の寝床を作る
- 日が暮れてから安全に過ごす
- 夜間や早朝の冷え込みに備える
- 翌朝に寝具とテントを片付ける
- 濡れたテントを自宅で乾かす
デイキャンプが楽しかったとしても、一泊の準備や片付けを負担に感じることもあります。
そのため、道具を購入する前に、レンタルを利用して一度宿泊してみることをおすすめします。
BBQ用品があれば持っているものを活用する
普段から家族でBBQをしている場合は、すでに持っている道具を活用できます。
- テーブル
- チェア
- BBQコンロ
- クーラーボックス
- 調理器具
- 食器
- トング
- 保冷剤
これらを持っているなら、テントや寝袋、マットなど、宿泊に必要な道具だけを借りる方法もあります。
すべてをセットで借りる必要はありません。
自宅にあるものとレンタル品を組み合わせれば、費用を抑えながら一泊キャンプを体験できます。
レンタルサービスの選び方は、以下の記事で詳しく紹介しています。
ファミリーキャンプの費用を抑える方法
キャンプ費用を抑えるために、食事や楽しみまで極端に我慢する必要はありません。
費用が大きくなるポイントを知り、無理のない範囲で調整しましょう。
自宅から近いキャンプ場を選ぶ
キャンプ場代が安くても、ガソリン代と高速道路料金が高くなれば、総額は増えてしまいます。
費用を抑えるなら、自宅から1~2時間程度で行けるキャンプ場を探してみましょう。
移動時間が短いほど、子どもの負担や運転疲れも少なくなります。
食材を買いすぎない
キャンプでは、普段より肉や飲み物を多く買ってしまいがちです。
しかし、子どもは遊びに夢中になり、思ったほど食べないこともあります。
事前に献立を決め、必要な量だけ購入すると、食費と食品ロスを減らせます。
朝食はパン、昼食はおにぎり、夕食は鍋やレトルト食品など、簡単なメニューを組み合わせても十分楽しめます。
自宅用品と100円ショップを活用する
最初からアウトドアブランドの商品で統一すると、費用が大きくなります。
調理器具、食器、収納袋、掃除用品などは、自宅用品や100円ショップの商品でも代用できます。
実際に使ってみて、不便を感じたものから専用品へ替えていけば十分です。
最初は春か秋の穏やかな時期を選ぶ
寒い季節は、寝袋やマット、防寒着、暖房器具などが必要になります。
初心者は過ごしやすい季節を選ぶことで、必要な道具と費用を抑えられます。
ただし、春や秋でもキャンプ場の標高によっては朝晩が冷えます。
天気予報と最低気温を確認し、普段より一枚多く着られる準備をしておきましょう。
観光を詰め込みすぎない
キャンプの前後に温泉やレジャー施設を追加すると、家族4人では5,000~10,000円程度増えることがあります。
キャンプ場でゆっくり過ごすだけでも、子どもにとっては十分な非日常体験です。
費用を抑えたい回はキャンプを中心にし、観光を楽しむ回とは分けて考える方法もあります。
よくある質問
家族4人の一泊キャンプはいくらかかりますか?
近場への一泊なら、キャンプ場代、交通費、食費を合わせて約3万円が目安です。
温泉や周辺レジャーまで楽しむ場合は、3万5,000~4万5,000円程度になることもあります。
キャンプ場までの距離と高速道路料金によって、総額は大きく変わります。
キャンプ道具を一式そろえるといくらかかりますか?
家族4人分の道具を一通りそろえる場合、わが家の実感では総額20万~30万円程度です。
選ぶメーカーやテント、寝具の種類によっては、それ以上かかることもあります。
初回からすべて購入せず、自宅用品とレンタルを活用することをおすすめします。
最初に買うべきキャンプ用品は何ですか?
まずはレンタルで一泊し、必要な道具を確認してから購入するのがおすすめです。
購入する場合も、調理器具や食器は自宅にあるもので代用し、テント、マット、寝袋、ランタンなど、宿泊に必要な道具から検討しましょう。
テントは安いものでも大丈夫ですか?
価格だけで良し悪しは決められません。
家族4人で使える広さ、設営のしやすさ、雨風への対応、収納サイズなどを確認する必要があります。
長く使う予定なら、子どもの成長も考えて選びましょう。
不安な場合は、購入前にレンタルで似たタイプのテントを試す方法があります。
デイキャンプをしてから道具を買えば大丈夫ですか?
デイキャンプは、外での調理やテーブル・チェアの使い方を経験するには適しています。
ただし、一泊ではテントの設営、寝床作り、夜の寒さ、翌朝の撤収まで加わります。
道具を本格的にそろえる前に、レンタルで一泊することをおすすめします。
キャンプはホテルより安いですか?
道具をすでに持っていて、近場のキャンプ場を利用する場合は、ホテルや旅館より宿泊費を抑えらます。
宿泊だけで考えれば、1人分の費用で家族4人が宿泊できます。
ただし、キャンプ道具の購入費や交通費、レジャー代まで含めると、必ずしも格安とは限りません。
キャンプは、単に安く泊まる方法というより、自然の中で家族と過ごす体験にお金を使うレジャーだと考えた方が、実際の感覚に近いでしょう。
まとめ|最初はレンタルで一泊してから道具をそろえよう
家族4人で片道2時間程度のキャンプ場へ行く場合、1泊にかかる費用は約3万円が目安です。
温泉や周辺レジャーまで楽しむ場合は、4万円前後になることもあります。
また、テントや寝具、テーブル、チェアなどを家族4人分そろえると、総額20万~30万円程度かかります。
ただし、最初からすべて購入する必要はありません。
調理器具や食器は自宅にあるものを使い、テントや寝袋はレンタルできます。
特に、冬用のキャンプ用品は最初からそろえなくても大丈夫です。
まずは過ごしやすい季節に、レンタルを利用して一泊してみましょう。
一度経験すれば、
- 家族がキャンプを楽しめるか
- どのくらいの広さのテントが必要か
- 何が不便だったか
- どの道具にお金をかけたいか
が具体的に分かります。
一泊した経験をもとに、長く使いたいテントや本当に必要な道具を少しずつそろえていくことが、無駄な出費を減らす方法です。

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