冬キャンプで寝るときの寒さ対策|いつもの寝袋・マットに追加するわが家の工夫

秋冬キャンプに行きたいけれど、家族全員分の寝袋やマットを冬用に買い替えるのは悩みますよね。

わが家は、いつもの寝袋とマットに電気毛布や掛けものを追加することでマイナス7度くらいの雪中キャンプまでこなせています。

我が家が季節ごとに寝具をそろえ直さず、同じ道具を軸に使っている方法を紹介します。

目次(タップできる目次)

結論|同じ寝袋とマットを軸に、寒い季節は追加装備で補っています

わが家の基本の寝具は、DOD「わがやのシュラフ」と、厚さ6.5cmのネイチャーハイクのエアマットです。

この寝具を通年使いながら、秋冬は不足する暖かさや断熱性を、次の道具で補っています。

補うところ追加しているもの
体の下の断熱銀マット・テントマット
寝床の暖かさ電気敷毛布
体の上の保温掛けものとして使う別のシュラフ
頭・首元などの寒さ衣類や防寒小物

寒くなるたびに寝袋やマットを買い替えるのではなく、手持ちの寝具に必要なものを足すという考え方です。

自宅の毛布や掛け布団、余っている寝袋なども活用できます。電気毛布も自宅で使えるので、キャンプだけのために道具を増やさずに済みます。

ただし、この方法でどんな寒さにも対応できるわけではありません。わが家は氷点下になるような時期にはAC電源付きサイトを利用しており、それでも寒く感じる部分はありました。

行く場所の最低気温と電源の有無を確認し、対応できる範囲で組み合わせる方法として参考にしてください。

補足|いつもの寝具に追加している4つの寒さ対策

① エアマットに銀マットとテントマットとマットを重ねる

まずは、体の下からの冷えに対する対策です。冬キャンプで安心して眠るためにとても重要な対策です。

寝袋の背中側は体重で中綿がつぶれるため、寝袋で過信せず、下に敷くものの断熱性と防水性がとても大切です。

一番底部分は雪が積もってる上にインナーテントを敷くことにもなるので、グランドシートを敷きます。

雪の上にグランドシートを敷く

その上にインナーテントを付け、寝床にマットを追加します。

わが家では、厚さ6.5cmのエアマットに、厚さ約4mmの銀マットと、約5mmのテントマットを組み合わせています。

断熱性能が高いのは空気で、エアマットやインフレーターマットなど空気を多く取り組むマットは、断熱性能も高くなっています。寝心地も良いため、年中使うのにも適しています。

断熱性は足し算ができます。普段使いのマットが心もとない場合は、インフレーターマットなどに買い替える選択肢や、段ボールなどの敷物を代用する方法もあります。

段ボールのR値(熱抵抗値)は、厚さ約1インチ(約2.5cm)あたり3.0〜4.0程度、一般的な1層(厚さ数ミリ程度)あたり2.0〜3.0程度(または層あたり2.0〜4.0)とされており、以外とあなどれません。

なお、我が家の使っているマットの組み合わせ全体のR値は分かりません。「この厚さなら何℃まで使える」という基準ではなく、わが家の使用例です。

これから買い足すなら、厚みだけでなく、断熱性能を示すR値やメーカーの対応シーズンも確認すると選びやすくなります。

R値

② 寒い時期は電源付きサイトを選び、電気毛布を使う

R値を満たせば絶対大丈夫というわけではありません。

わが家での底冷えを防ぐ主力になっているのが電気敷毛布です。

スリーシーズン用の寝袋を使っているため、氷点下になるような時期には必ずAC電源付きサイトを利用しています。

電気毛布を使う前提で、キャンプ場を選んでいます。

寝室では、家族用の大きな寝袋の内側に2枚を並べています。リビングにも別に1枚用意しているので、キャンプ全体では合計3枚です。

電気毛布は自宅でも使えるため、寒い季節はキャンプ以外でも出番があります。冬用の寝袋を家族分そろえることに悩んでいたわが家には、取り入れやすい道具でした。

また、寝袋内での使用や就寝中の設定、ほかの寝具との組み合わせは製品によって異なります。取扱説明書に従い、同時に使う機器を含めて電源容量も確認してください。

必要な枚数やサイズは、家族の人数だけでなく寝床の広さによって変わります。わが家の具体的な配置はこちらにまとめています。

家族4人の電気毛布は何枚必要?寝室2枚・リビング1枚のサイズと配置を見る

③ 寝袋の上に、別のシュラフや掛けものを追加する

体の下と寝床の暖かさを補ったら、上からの保温も追加します。

わが家は、使っている寝袋の上に別のシュラフを掛けています。封筒型の寝袋は、広げると掛け布団のように使えるので便利です。

ここは、必ずしもキャンプ専用品を新しく買う必要はありません。自宅の毛布や掛け布団など、持っていけるものがあれば選択肢になります。

まず家にあるものを確認して、足りないところを補う。 この方法なら、手持ちの寝具を活用できます。

一方で、掛けものを追加すると荷物は増えます。冬用寝袋への買い替えを抑えられる反面、収納や積載には余裕が必要です。

また、寝具がテントの壁に触れると結露で濡れることがあります。寝床を作る際には、掛けものまで含めて壁に触れないか確認しておきましょう。

④ 家族それぞれの服装で、頭や首元の寒さを調整する

家族で同じ寝袋に入っていても、寒さの感じ方は違います。

わが家は妻が寒がりで、子どもと私は比較的暑がりです。子どもはパジャマに暖かいインナーを合わせ、妻はダウンや首元の防寒も使うなど、それぞれで調整しています。

特に、大きな封筒型の寝袋では、頭や肩まわりに寒さを感じました。電気毛布で体の下が暖かくても、寝袋から出ている部分まで同じように暖かくなるわけではありません。

そこで、寝具だけで解決しようとせず、衣類や防寒小物も組み合わせています。

汗で湿った衣類は着替え、暑くなったら脱げるようにしておくと調整しやすくなります。

補足|買い替えを抑えられる一方、この方法にも限界があります

同じ寝具を使えても、冬用の性能に変わるわけではない

この方法のよいところは、季節ごとに寝具一式を用意せず、いつもの寝袋とマットを使い続けられることです。

ただし、追加装備を使っても、寝袋単体の対応温度が変わるわけではありません。特に電気毛布を使うわが家の方法は、電源があることに依存しています。

電源のないサイトや、経験したことのない厳しい冷え込みでも同じように使えるとは考えていません。

事前に最低気温を確認し、装備で対応できるか不安がある場合は、寝具の見直しや、行き先・時期の変更も必要です。

実際には、頭や肩まわりなど寒い部分もあった

追加装備を使った冬キャンプでは、子どもたちは眠れていましたが、頭や肩まわりなど寒く感じる部分もありました。

封筒型の大型シュラフの弱点は、封筒型なので頭と肩回りに隙間ができる点です。

わが家としても「追加すれば、いくらでも寒さに対応できる」という感想ではありません。眠れた経験と、余裕を持って快適に眠れることは分けて考えています。

実際の気温や使用条件、追加した装備と体感については、こちらで詳しく紹介しています。

DOD「わがやのシュラフ」を冬に使った感想と、寒く感じた部分を見る

現地で掛けものや衣類を追加しても寒さが続く場合は、無理にテントで寝続けず、暖かい場所への移動や撤収を判断してください。

まとめ|いつもの寝具を軸に、季節に合わせて必要なものを足す

わが家は、同じ寝袋とエアマットを軸に、寒い季節には次の対策を追加しています。

  • 銀マットやテントマットを重ねて、下からの冷えを補う
  • 電源付きサイトで電気毛布を使う
  • 別のシュラフや掛けもので、上からの保温を補う
  • 衣類や防寒小物で、家族それぞれの寒さを調整する

冬用の寝具を家族全員分そろえる前に、手持ちの道具や自宅の寝具で補える部分を確認してみるのも一つの方法です。

ただし、対応できる寒さには限りがあります。行く場所の最低気温と電源の有無を確認し、無理のない範囲で組み合わせてください。

寝床以外の服装や、リビングで使う防寒用品は、こちらにまとめています。

秋冬の子連れキャンプに必要な持ち物と寒さ対策を見る

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